青山動物病院 病気予防「ノミ・ダニ予防」
皆様の大切なペットに、健康で快適な暮らしを送らせてあげるために、また、飼い主様もペットと快適に暮らすために、ノミ・マダニの予防をしましょう。
ノミについて
ペットがノミに刺されると、激しい掻痒によるストレスを受けます。それ以外にも貧血、皮膚病（細菌性皮膚炎、ノミアレルギー性皮膚炎）、瓜実条虫感染、猫ヘモバルトネラ症などの被害を引き起こします。
人間がノミに刺されると激しいかゆみが起こります。また、瓜実条虫感染、猫ひっかき病なども引き起こします。
ノミの見つけ方
目の細かいクシで被毛をすくか、被毛を分け地肌に黒っぽい小さい粒を捜し、ウェットティッシュに挟んで、揉みほぐします。粒が溶けて赤茶色（レンガ色）になったら、それはノミの糞です。ノミが見付けられなくても、ノミがいる証拠です。
マダニについて
マダニはノミと違い、すばやく移動せず、皮膚にギザギザの鋸の刃がついたような口器を差し込み、セメント様物質で固定し、離れません。見つけて無理にとろうとしないで下さい。化膿したり、病原体をペットにうつしたりしてしまうことがあります。
マダニは原虫、細菌、リケッチア、ウイルスなどを媒介します。
バベシア症は貧血、発熱、食欲不振などの症状があらわれ、死に至ることもあります。また、ライム病など人に感染する病気も媒介します。
当院ではノミ・マダニの駆除・予防薬としてスポットオンタイプ、経口薬タイプをご用意しております。詳しくは当院スタッフに。
Tel. / Fax. 0538-35-8870